2024年の冬、軽井沢に住む、ある女性からお便りをいただきました。
この年の軽井沢は大雪で、私たちは彼女のことを心配しましたが、彼女は「雪はソフトクリームのよう、私は喜んで雪かきをしています。」と。
わたしたちは軽井沢の美しい自然に喜びを感じています。
自然があるからこそ すがたかたちは、生物多様性、環境責任、持続可能性など、私たちが掲げる価値観に沿った製品を提供するために、常に改善に取り組んでいます。私たちは日本の自然、特に素晴らしい景観を持つ軽井沢の自然にとても愛着を持っているのです。
木製ドアハンドル・手すり "Spiral" DH-XJ
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彼女は約3年前にすがたかたちのドアハンドルを発見し、私たちとコンタクトを取りながら、自らの手でハンドルを取り替えてリノベーションを完成させました。
龍の目を描き入れる瞬間のように、ドアハンドルが取り付けられたとき、その場所に 人を迎え、守る家としての命が吹き込まれるのではないかと想像すると、新たな門出をとても光栄に感じます。
それからの彼女は軽井沢でのライフスタイルをさらにクリエイティブに発展させて、大雪の年も楽しんでいるとのことでした。
そんなお便りをいただくと、すがたかたちのドアハンドルを見つけてくれた私たちのお客様は我々の想像をはるかに超えたタフな精神を持って自然と共に生きて暮らしているのだなと敬服せざるを得ないのです。
私たちはいつか肉体を離れる時がやってきます。
あなたの手を少しでも暖められた時があったならば、あなたや私や彼が生きた証を継いで行きたいと心強く想えたお便りを、根気良く蒔いた種が実ったようなお便りを、鶯の爽やかな鳴き声と共に私たちはこの2025年の春に確かに受け取ったのです。